深さが確保できない目地はブリッジ工法に施工
お疲れ様です。
横浜外壁塗装スタジオの山口です。
現在、横浜市都筑区にてサイディングの塗装工事をさせていただいております。
サイディングの塗装工事では欠かせない、目地や窓廻りに施されているシーリング工事ですが、今回は少し手を加えた「ブリッジ工法」と言う工法にて施工し、シーリングの仕上がりの確認に行って来ましたので、今日はブリッジ工法についてブログを書こうと思います。
ブリッジ工法とは
ブリッジ工法とは橋を架けるようにシーリング材を盛りつける工法で、目地底が浅いなど、厚みが付けられない形状の場合に有効な工法になります。
それではブリッジ工法の工程にいきましょう。
1.施工前
2.既存のシーリングを綺麗に撤去します。
3.密着性を高めるため専用のプライマーを塗布します。
4.ボンドブレーカー(絶縁テープ)を目地底に貼り付けます。
5.厚みが付くように目地の両サイドにバックアップ材を設置させます。
※普通のシーリング工事ではバックアップ材は設置しません。
6.たっぷりとシーリング材を充填していきます。
7.ヘラで空気を抜きながら抑えていきます。
8.シーリングが乾燥したら並べていたバックアップ材を撤去して完成です。
目地底が浅くても、しっかりと肉厚のあるシーリングに仕上がり、シーリングの耐久性をしっかりと確保することが出来ます。
横浜市都筑区T様邸のお宅のサイディングは目地底が2mm程度しか無く、高耐久のシーリング材を使ったとしても恐らく5年程で破断することが目に見えました。(最低8mmの深さが必要)
現地調査を行った時には、既にシーリングの原型は無く、青いテープ(ボンドブレーカー)が見えてしまっている状態でした。
その為、「正直、シーリングを盛り付けるためシーリング部分が凸凹になり、見た目はイマイチですが、お家を保護するにはブリッジ工法が必要です」と提案した所、相見積もりの5社のうち弊社のみが「ブリッジ工法」を提案と言うところを気に入っていただき工事をお任せいただきました。
シーリングにも様々な種類がございますが、弊社では耐久性抜群のオートンイクシードをお勧めしております。
横浜外壁塗装スタジオでは、点検調査は無料です。築年数が10年を超えましたら一度部分的ではなく建物全体のメンテナンスを行いましょう。
フリーダイヤル 0120-609-605 まで。